「起業が続かない」は意志の弱さじゃない|強い心とブレない軸を作る3つのフェーズ別処方箋

「頑張っているのに、続かない」
「また発信が止まってしまった」
「こんなに気合いを入れたのに、なぜか心が折れてしまう」

――もしかして、あなたは今、自分の意志の弱さのせいだと思っていませんか?

はじめまして。才能起業®スクール代表のつぐみです。私は現在、月商1000万を下回ることがほぼなくなってきた状態でビジネスを続けています。でも今日は、きれいな話だけをするつもりはありません。

あえて言います。起業が続かない原因の多くは、意志の弱さではありません。「今のあなたの状況に合った処方箋」を知らないまま、間違った処方を飲み続けているからです。

私はインスタライブなどで「グサグサ来るかもしれない話」をよくします。今日もその一つです。でも、傷つけたくて言っているわけじゃない。早く結果を出してほしいから言っています。

今日は、起業家のメンタルとブレない軸の作り方を、3つのフェーズに分けてお伝えします。「まだ独学・自己投資前の人」「学んでいるけど結果が出ていない人」「ゼロイチは達成したけど続かない人」——それぞれに、全然違う処方箋が必要です。

起業初期のメンタルは「14歳の思春期の少女」と同じ

少し厳しいことをお伝えしますが、これが今日の記事の前提です。

起業を始めた直後の人のメンタル状態は、14〜15歳の思春期の少女と同じだと私は思っています。

思春期の頃って、周りの目がものすごく気になりますよね。誰かに一言言われただけで傷つく。友達グループの空気を読みすぎて、自分の意見が言えなくなる。誰かに少し冷たくされただけで「嫌われたかも」と一日中考えてしまう。

起業を始めた直後の女性起業家さんを見ていると、まさにそれと同じことが起きています。

  • 気になる発信者にコメントしたいけど、どう思われるか怖い
  • 先生に質問したいけど、レベルが低いと思われたら嫌だ
  • リサーチしたい人のSNSをチェックしたいけど、バレたら恥ずかしい
  • LINEのブロック数が増えると落ち込む

これ、見ている方は「分かる分かる」となっていると思います。でも少し立ち止まって考えてみてください。

あなたが目指しているのは、月100万・月200万・それ以上を自分で稼ぐビジネスオーナー、経営者、社長ではないですか?

その人が、小学生のグループが心配するようなことを悩んでいる。そのギャップに気づけると、今日の話がグッと刺さると思います。

繊細であることも、気にしいであることも、それ自体は悪くありません。それがあなたの特性だし、お客様への共感力にもつながる。でも、ビジネスオーナーとして動く場面では、その繊細さの矛先を変える必要があります。

人の目ではなく、目の前のお客様に向ける。批判への恐れではなく、届けられなかった人への責任に向ける。フェーズごとの話をする前に、まずはここを押さえておいてください。

フェーズ1【独学・自己投資前の人へ】決めたら、結果が出るまでブラさない

まだ独学で頑張っている段階、またはこれから学ぶ環境を考えている段階の方へ。

この時期に一番やっていけないのが、「目先の甘い宣伝文句を信じること」です。

「3ヶ月でゼロから100万円」「隙間時間2時間で月商〇〇万円」——こういった言葉、目にしたことがあると思います。

嘘かというと、必ずしも嘘ではありません。でも、そういった結果を出している人には、必ずそれまでの積み重ねがあります。ビジネスの素地、過去の失敗と学習、もともとの情報発信の経験——何かしらのベースがある上での話がほとんどです。

それを「自分にもすぐにできる」と思い込むと、「思ったより時間がかかる」と感じた瞬間に心が折れるんです。

「ちょっと違うかも」は逃げているサイン

もう一つ、この時期に多いのが、方向を変え続けてしまうことです。

Aをやると決めた。でもなかなか反応が出ない。SNSの更新を続けるのがしんどくなってきた。そこで「やっぱりAは自分に向いてないかも」「Bの方が良さそう」と方向を変える。

これ、客観的に見ると、もうすぐ芽が出るタイミングで逃げているんです。でも当事者は「逃げた」とは思っていない。「ちょっと合わなかっただけ」とかっこよく言い訳してしまう。

これを繰り返していると、どんな良い環境に入っても同じことが起きます。自己投資ジプシーになって、お金も時間も使ったのに結果が出ないという状態になります。

「これで行く」と決めたなら、結果が出るまではブラさない。 情報があり余っている今の時代だからこそ、大事なのは情報を集めることではなく、足元を整理する力です。

今の段階で意識してほしいのは、「いかに正しい情報を集めるか」より「いかに余計な情報を捨てるか」です。

フェーズ2【学んでいるが結果が出ていない人へ】メンターは「ノウハウをもらう場」ではなく「捨てる場」

学ぶ環境に入って、メンターもいる。なのに結果が出ない。この状態が一番しんどいと思います。私自身、振り返ってもここが一番の踏ん張りどころでした。

この時期に多いのが、他の発信者さんの情報もどんどん取り入れてしまうこと。

「あの人のやり方も気になる」「この発信者さんのコンテンツも参考になりそう」「メンターとは違うアプローチを試してみようかな」——こういった状態になっていませんか?

「情報を捨てるために、お金をかけている」という発想の転換

これは本末転倒だということを、はっきりお伝えします。

今の時代、情報はいくらでも無料で手に入ります。でも、その無数の情報の中から「今の自分に必要なもの」「今はやらなくていいもの」を正確に仕分けできる人は、ほとんどいません。

メンターをつける本当の価値は、ノウハウをもらうことではなく、今の自分に必要な情報以外を「捨てる」手伝いをしてもらうことです。

「これはあなたには今必要ない」「その情報は今の段階では気にしなくていい」——そう言ってくれる人がいるだけで、迷いなく目の前のことに集中できます。

メンターが一人いるのに、それ以外の発信者の情報を同じように信じてしまうというのは、実際に会って中身を知っている人と、表の発信しか見ていない人を同列に置いているということです。これはとても浅はかな判断です。

私自身、メンターがいる間は「困ったときの決定権はメンターに確認する」というルールを徹底していました。自分で勝手に決めず、メンターならこの状況でどうするかを考えてから動く。そうすることで、情報に振り回される時間がなくなり、行動の密度が上がりました。

「自分が一番信用できない人」になっていませんか

この時期のもう一つの落とし穴は、「自分自身への信頼を失っている状態で、他人を信じられなくなっている」ことです。

言われたことをやっていない、約束したことを守れていない、でも「なぜかうまくいかない」と思っている——これは、客観的に見ると、自分が一番信用できない存在になっている状態です。

他人を信じられないとき、その原因は他人にあることもありますが、多くの場合は「自分自身が約束を守れていないから、誰かを信じることへの自信がなくなっている」という構造があります。

まず自分との約束を守ること。それが、ブレない軸の一番の土台です。

フェーズ3【ゼロイチ後にブレてしまう人へ】「ちゃんとやる」より「必死でやる」

ゼロイチを達成して、月15万・20万・30万・それ以上の売上が立つようになった。それなのに、なぜかブレてやめてしまう人が、実はたくさんいます。

私もいろんな発信の場でそういう方を見てきました。「売上が立っているのになぜ?」と思う方もいると思いますが、この時期特有のブレ方があります。

「ちゃんとやろう」としすぎることで、かえって続かなくなるんです。

「ちゃんとやる」という言葉、良い言葉に聞こえますよね。でも「ちゃんと」は「丁寧に・きれいに・整えて」というニュアンスを含んでいます。それは取り繕う方向に向かいます。

私が代わりに使ってほしい言葉は、「必死でやる」です。

必死とは、時間をたくさんかけることでも、何でもがむしゃらにやることでもありません。「手段を選ばず、カッコ悪くても、泥だらけになってでも、ゴールに向かうこと」です。

カッコつけてる範囲でしか、成果は出ない

これが、この時期のブレの本質です。

うまくいっていないのに、うまくいっているように見せたい。プライドが邪魔をして、先生に「分かりません」と言えない。恥ずかしくて、本音の発信ができない。

でも、カッコつけていられる範囲でしか、成果は出ません。

私自身でいうと、プライドがほとんどないタイプです。分からなければ分からないと言える。助けてほしければ助けてと言える。恥ずかしいことでも、それが前進につながるならやれる。この「いい意味でのプライドのなさ」が、今の結果につながっていると本気で思っています。

高校時代、私は全国レベルの部活で青春の全てを捧げた時期がありました。恋愛もメイクもできない、正月は1日と31日だけ休みで1月3日から大会——そんな環境で、同期や後輩に本気でダメ出しし合って、逆に怒られたら「すみませんでした」と全力で言える関係の中にいました。

そこで身についたのは、注意してもらえることへの感謝と、思ったことを言える勇気です。

その経験があるから、ビジネスで壁にぶつかっても「あの時に比べたら楽だ」と思えます。「人生で一番ビジネスしている今が楽」と友人にも言っているくらいです。

特別な経験がない方は、悲観しなくていいです。初めてそれを乗り越えるのが、今のビジネスだというだけです。受験でも部活でも何かに全力を注いだことがある人が強いのは、「全力を出す」という筋肉が育っているから。その筋肉を、今ここで初めて鍛えている最中だと思ってください。

続かないのは、ビジネスに向いていないのではありません。頑張ることに慣れていないだけ。必死になって何かを掴みに行った経験が、今まで少なかっただけです。

まとめ|あなたのフェーズに合った処方箋を、今日から使ってください

今日お伝えした3つのフェーズを振り返ります。

フェーズ1【独学期】

  • 目先の甘い宣伝文句を基準にしない
  • 「これで行く」と決めたら、結果が出るまでブラさない
  • 情報を集めることより、足元を整理することを優先する

フェーズ2【学習期】

  • メンターはノウハウをもらう場ではなく「情報を捨てる場」
  • 他の発信者の情報を同列で取り入れない
  • まず自分との約束を守ることが、ブレない軸の土台

フェーズ3【ゼロイチ後】

  • 「ちゃんとやる」より「必死でやる」
  • カッコつけている範囲でしか成果は出ない
  • プライドを手放した瞬間から、動ける範囲が広がる

「自分が今どのフェーズにいるか」が分かると、何に集中すればいいかが見えてきます。とはいえ、自分のフェーズや課題を一人で客観的に把握するのは難しいものです。

そんな「自分の現在地と、次に乗り越えるべき壁を明確にしたい方」は、私が公式LINEでお配りしている『動画ステージ別!課題と乗り越え方』を活用してみてください。

今日お伝えした3つのフェーズに対応する形で、各ステージの具体的な壁と乗り越え方をまとめています。