「ある程度うまくいったから、もうこのくらいでいいかな」
「上を目指し続けるのは疲れる。無理して登らなくていいと思う」
「頑張ることに意味を見いだせなくなってきた」
——こういう気持ちになったことがある方に、今日の記事は届けたいと思います。
はじめまして。才能起業®スクール代表のつぐみです。私はビジネスを始めて8年、軌道に乗ってから5年ほど経ちます。
辞めない限り、ずっと上を目指し続けるつもりでいます。でも、それがしんどいとは感じていません。
なぜか。今日はそこをお話しします。
「上を目指すのがしんどい」というのは、もしかしたらそれは思い込みかもしれません。
「上を目指すのがしんどい」は、思い込みかもしれない
「上を求めることが全てではないよね」「ある程度でいい、無理して登らなくてもいい」という考え方をする方がいます。
私はその言葉を聞くたびに、こう感じています。
上に向かうことが苦しいから、そう言っているのではないか、と。
本当に成長欲がある状態で、気づかないうちに登り続けている人は、「登るのがしんどい」とは感じていません。そもそも、登っていることに気づいていないからです。
私自身がまさにそうです。
辞めない限りずっと上を目指しますけど、無理して登っている感じじゃない。気づいたら登っている途中で、自分が上り坂なのか、下り坂なのか、平坦な道を歩いているのかが、ビジネスにおいてはよくわかっていない。 それくらいナチュラルに進み続けているんです。
誰かが自分を追い越していこうが、誰かが転げ落ちようが、誰かに抜かれようが、自分が誰かを抜かしていようが——全く気になりません。人と比べないというのが、本当にそういう状態から自然に生まれているものです。
「上を目指すのがしんどい」という感覚は、上を目指すこと自体の問題ではなく、「上を目指すことがしんどいことだ」と思っていることが問題なのかもしれません。
気づかないうちに登り続けている状態が、最強
では、どうすれば「気づかないうちに登り続けている状態」になれるのか。
その答えが、前の記事でもお伝えした「成長欲」です。
成長欲がある状態というのは、常に何か新しいことに向かっていられる状態のことです。そうなると、自分が今どこにいるか、誰より上か下かが気にならなくなります。ただ、目の前に向かっていられる。
マリオで言うと、スターをずっと持っている状態に近いです。スターを持っている間は、無敵で、前に進むことだけを考えていられる。誰かにぶつかっても関係ない。ただ走り続けられる。
成長欲がある人は、気づいたら成長していて、気づいたら登っていて、そのたびに新しい目標が生まれて楽しくなっていきます。
逆に、「登り詰めるのがしんどい」「登り続けることが全てじゃない」と言っている人は、登り続けることが「つらいこと・辛いこと・何かを犠牲にすること」だと思っている人が多いのではないかと、いろんな方のお話を聞いてきた中で感じています。
しんどいと思って登るのと、気づいたら登っていたのとでは、同じ場所にいても全然違う状態です。
「上を目指すことがしんどい」のは、上を目指すことそのものではなく、その先にあるゴールの設定が自分に合っていないからかもしれません。
成長欲を保ち続ける方法についてはこちらの記事「頑張るエネルギーが続かない女性起業家へ|「成長欲」を絶やさない3つの習慣」もぜひ参考にしてください。
ゴールの定義が狭すぎると、やる気はなくなる
ここで一つ、大事な話をします。
SNSビジネスの世界で活動していると、自分の周りにいる人はほぼ全員、同じ業界の人になります。そうなると、その世界の中での「ロールモデル」「成功の形」が、自分のゴールだと錯覚してしまいがちです。
でも、SNSビジネスの世界はめちゃくちゃ狭い世界です。まるで中学校の時の「クラスのカースト制度」が世界の全てのように感じていた頃のように、その世界の中だけで物事を見てしまう。
そうなると、そのロールモデルに自分が興味を持てなかった時に、やる気が一気になくなってしまいます。
ポケモンで例えると、こういうことです。
サトシみたいにポケモンリーグのチャンピオンを目指したい人は、ジムバッジを8つ集めることに幸福感を覚えます。でも、別にチャンピオンになりたくない人が、バッジを8つ集めることに興味が湧くかというと、全然湧かないですよね。
数字の目標から具体的なゴールを見つける方法については、こちらの記事「今月の売上がゼロでも焦らなくていい理由|「種まきと収穫」で考える起業家の時間軸」もぜひお読みください。
道が決まりすぎていると、やる気はなくなります。
SNSビジネスの世界で言うと、「インフルエンサーになって認知を爆発的に広げる」というサトシ型のゴールが全てのように見えていても、それが自分のゴールでなければ、頑張るエネルギーが出てこないのは当然です。
でも、違う世界線を知ることで見えてくるものがあります。「ポケモンマスターにはなりたくないけど、たけしみたいにポケモンブリーダーの道があると知ったたけし」——そういうまったく違うゴールが、自分のワクワクするゴールとして見つかることがあります。
自分のジャンルの尊敬する先輩や先生と関わることは大事です。でも、それだけでなく、違う世界線で活躍している人の話を聞くことで、自分が求めるゴールの選択肢が広がり、新しいワクワクが生まれてきます。
先輩やメンター、違う世界線で活躍する人との関わり方についてはこちらの記事「「目の前の人」で人脈を考えるから損をする|生き残る起業家が持つ「遠くの人脈」の視点」が参考になります。
「グリーン車・スイートルーム」が目標じゃなくていい
もう少し具体的に話します。
SNSビジネスの世界では、成功の象徴のように語られる「生活スタイル」があります。新幹線はいつもグリーン車、ホテルはスイートルーム、食事は豪華なフレンチ——こういったイメージです。
でも、正直に言います。私は自由席が最高の自由だと思っています。
新幹線の自由席って、時間も自由なんです。行き当たりばったりで予定を決めるような私みたいな自由人には最高で、急遽予定が変わっても大丈夫。乗る時間が早まっても遅くなっても問題ない。
指定席やグリーン車は、時間が決まっています。急遽「もう少し遅い電車にしよう」と思っても、変更に手間がかかる。「3次会に行きませんか」と誘われても「もう予定が入ってて…」となってしまう。
もちろん、グリーン車のゆったりした座席が好きな方や、スイートルームの体験を楽しみたい方には、それが最高のゴールになります。それはそれで全然いい。でも、その幸せを「イコール幸せ」だと思えない人が、その世界のロールモデルだけを見続けていると、「頑張ったところで、あの生活になりたいわけじゃないし」という虚しさが出てきてしまいます。
自由席大好きな私が「いつかはグリーン車に」を目標にしても、ワクワクしません。自分のワクワクするゴールじゃないから。
だからこそ、幸せの定義・成功の形・ゴールを、他の人が作ったものに合わせる必要はないんです。
自分のワクワクするゴールを見つける方法
「じゃあ自分のゴールをどうやって見つければいいのか」という話をします。
私が意識していることは、大きく2つです。
違う世界線の人と積極的に関わる
同じ業界の先輩・メンター・仲間と関わることはもちろん大事ですが、それだけだと「この世界の中のゴール」しか見えてきません。
私があえて意識しているのが、SNSビジネスとはまったく関係ない世界で生きている人の話を積極的に聞くことです。たとえば、昔ながらの方法で実業をやってきた経営者の方。SNSのことは全然知らないけれど、義理と人情で長年商売をしてきた方。そういう方の話を、教えてほしいと積極的に聞くようにしています。
「ちょっと古い考え方かも」と感じることもあります。でも、そういう世界で長年続けてきた人には、その世界でしか見えない信念や答えがあります。そういう話を聞くことで、「こういう経営者にもなっていきたい」「こういう世界でも認められるようになりたい」という、自分のジャンルの外のゴールが見えてきます。
ゴールの選択肢が増えると、成長欲の向かう先が増えます。 一つのゴールに行き詰まっても、別のゴールが見えているから、前に進み続けられます。
数字ではなく「具体的にワクワクするもの」をゴールにする
月収いくら、年商いくらという数字の目標は、最初の頃はとても有効です。でも、ある程度達成してしまうと、数字ではワクワクしなくなってきます。
私自身、月商が1000万を超えた頃から、数字だけではワクワクを感じなくなってきました。そういう段階になってから大事なのが、数字の裏にある「具体的でワクワクするゴール」に切り替えることです。
欲しいものでも、行きたい場所でも、誰かのためにしたいことでも、何でもいいです。そのゴールを叶えるためには結局数字を伸ばさないといけない、という形のゴールを設定することで、数字が伸び続けます。
大事なのは、そのゴールが自分にとって本当にワクワクするかどうか。他の人が「それいいね」と思うかどうかではなく、自分が心から「これを叶えたい」と思えるかどうかです。
まとめ|「しんどくない登り方」が、8年間続いた理由
今日お伝えしたことを振り返ります。
- 「上を目指すのがしんどい」は思い込みかもしれない|しんどいと思っているから、しんどくなっている
- 気づかないうちに登り続けている状態が最強|成長欲がある状態では、上り坂かどうかすら気にならない
- ゴールの定義が狭すぎると、やる気はなくなる|サトシ型のゴールが全てではない。たけし型という道もある
- 「グリーン車・スイートルーム」が目標じゃなくていい|自分の幸せの形が違う人が、他人のゴールを追いかけると虚しくなる
- 自分のワクワクするゴールを見つける|違う世界線の人と関わる・数字より具体的な目標を持つ
「上を目指し続けることがしんどい」と感じている方の多くは、自分に合わないゴールに向かおうとしているか、ゴールそのものを見失っている状態にあると思います。
ゴールを自分のものにした瞬間、登ることがしんどくなくなります。気づいたら登っていた、という状態が生まれてきます。
「今の自分のステージで、何をゴールに向かえばいいか」を整理したい方は、私の無料23大特典のひとつ『0から月100万ロードマップ』を活用してみてください。数字の目標だけでなく、そこに向かうためのステップを体系的に整理できる内容になっています。




